幼稚園に入園してから3年間はあっという間でした。

今振り返ってみて、やっぱり幼稚園に行ってよかったと思います。
幼稚園児というというと、3~6歳ぐらいの子供が通いますが、そのぐらいの子供達って、偏見が全然なく、
早希が言葉をしゃべらなかったり、うなったり、トイレができなかったりすることに寛容なんです。
早希の様子を見て、「さきちゃん、今こう言ってるよ」と通訳(?)してくれることも多々ありました

どのクラスにも、面倒見のよい子(特に女の子)が必ずいて、あれこれと早希の世話をやいてくれました。
トイレも一緒に連れていってくれたり・・・
担任の先生にも恵まれましたが、一番いい先生は子供達でした。

この3年間の経験があったので、早希の発達度からいったら特別支援学校の方がいいんだろうと思いながらも、
「小さい頃しか一緒に過ごせないんだし、幼稚園で一緒だった子供達もいっぱい行く、地域の小学校に行かせたい」という気持ちがどんどん大きくなってきました。
早希の兄が一足早く地域の小学校に通っていた、というのも大きい理由でした。

でも、兄の時は前年の11月に就学時健診の用紙が市から送られてきて、あっさり入学が決まったのに対し、早希の時はいろいろありました・・・

まず、年中の頃から支援学校の見学に行ったり、ダウン症の子供を育てている先輩お母さんの話を聞いたり・・・
年長になってからは、就学相談のための説明会、就学相談、知能検査、発達検査、集団での検査、教育委員会や小学校の校長先生との面接・・・

健常の子供たちが当たり前のように地域の小学校に入れるのとは違って、けっこう大変でした。
特に、私たちが住んでいる市は、閉鎖的なところだと言われていたので・・・
でも、後で、親の会でお母さんたちの話を聞いていると、早希はスムーズに決まったケースのようでした。